根管治療とは、歯の神経まで進んだ大きなむし歯がある、過去に神経を抜いたところが膿んできた、などの理由で、歯の神経を除去したり、再度神経の治療をすることです。
根管治療は建築で例えると、一番重要な基礎工事になります。
基礎工事がきちんとできていなければ、どんなに素敵な家でもトラブルが起き、リフォームが必要になります。
それと同じで、根管治療がきちんとできていなければどんな歯の被せをを入れても、将来痛みが出たり、再発したり、治療のやり直しになってしまいます。
安定したお口の環境を長く維持するためには根管治療はとても重要な治療です。
しかし、根の中は複雑に分岐していたり、湾曲していたり、そしてお口の中は暗く、ライトが必要ですが、小さな歯の根の中はさらに暗く、光が届きません。
根管治療は時間がかかり、とても地味な治療のようですが、高度な技術が必要になる治療なのです。
従来の根の治療は、裸眼で行い、術者の経験や勘だよりの「見えない」治療でした。
しかし、根管治療の‘’三種の神器‘’を使うことで「見える・治せる」治療が可能になりました。